Archive for August 2010
きみのもしもし #150
ー昨日、何したか、覚えてるっ?
気づくと今、ぼくはMacを前にうとうとと意識が飛んでいた。
何したか?
今日の睡眠不足の原因は、久しぶりのきみとの時間。
覚えてるっ?って言われても、覚えている限りのことには自信はあるんだけど。
ーいいんだけどさ。
よくないときに限って、誰でも使うフレーズ。きっときみも例外じゃないんだろうな。
ー忘れるんだろうな、無理だろうなって思ってたけどさ。
返事を打つ暇も、このタイミングで返事する勇気もない。
ーもしもし、あのね、待ってたんだよ。
あっ。そうだっ。
ぼくはもうこれ以上、きみからのメールを受け取る訳にはいかない。
そうだよね、別れ際に約束したよね、そうだったよね。
怒っているようにも読めるきみからのメール、
そうじゃなかったんだね。
ずっと、きっと、心配してたんだよね。ぼくは心配かけてたんだよね。
「ちゃんと帰り着いたよ。安心していいよ」
ぼくは声を伝えた。
「なら、いい」
きみは小さく頷いた。きっと頷いた。
「もしもし」
もっと小さいきみの声。
「ほんと待ってたんだよ」
「うん、」
ありがとう、ぼくも小さくつぶやいた。
old/new my friend : M4-2 1526911
これが木曜夜に届き、その夜はほくほくとすごし、睡眠時間3時間。そして金曜日の飲み会でこれを使って酔っぱらってこのおみ足をパコっ。(レンジファインダーは撮影時にこんな音ですね)
w/LEICA M4-2, SUMMILUX
S/N 1526911
beer garden, moon & the beam
上の方の真ん中の点が「moon」です。iPhoneのmoreLomoというアプリでLOMO風に撮ったものを、同じくPolarizeというアプリでポラロイド風にすると、こんな感じ。まっ息抜きのお遊びと言うことで。
きみのもしもし #149
ー川を挟んで、そっち側とこっち側だね。
きみからのメールが届く。開始まであと5分かな。
ー同じ形に見えるのかな。
きみは陣取っている付近の写真をメールにつけてくる。
なるほど、川に近いところにシートを敷いているんだね。
ーそっちはどの付近なの。
歩道橋の上は写真を撮って送るほどの場所ではないな。
ーそこ、ちゃんと見えるのかな。
そのメールとともに夜空に大きな打ち上げ花火が花を開いた。
そして空気をふるわす音がお腹に響く。
今夜の花火大会、違う場所から同じ花火を見ているんだよね。
ーもしもーしっ。見えてますかぁ。
メールとともに花火をバックにしたきみの笑顔が送られてきた。



