風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #157

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「もしもし、雨の日はね」
 きみがシーツを鼻先まで引き上げながら、したり顔っぽい目つきで話しかける。
「地面を撮るといいんだよ」
 肌寒い朝で、いつまでもベッドからでないぼくたち。
 きみはくるくるっとした黒目だけ出して、ベッドサイドのカメラに視線を移す。
「も少し待つとね、晴れ間が顔を出して、水たまりにいろんなものを映してくれるの」
 そしてぼくに乳房を押しつける。
「もしもし、、、今すぐじゃないのよ。も少ししたらね、お散歩に行こうね」
 そのも少しのあいだ、ぼくらは身体を暖めあうことにした。

Written by ken1

2010/10/24 @ 19:18

カテゴリー: kiss

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