風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #170

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「ひさしぶりの一緒のランチだね」
「たしかにね」
 目の前に出された小皿が目を引く。
 美味しそうだな。
「それに食事中もちゃんと会話できるようになってきたものね」
「だからそれはさ」
 幼い頃から食事は静かにとるものだとしつけられてきたなごり。
「そうであっても会話の少ない食事は楽しくないわ」
「そうだね」
「もしもし」
 きみが微笑む。
「やっと認めたね」
 ぼくも微笑む。
「ねぇここんとこどうだった。変わったことあった?」
「いろいろあったよ。例えばさ」
 きみは他愛のない会話もうれしそう。

Written by ken1

2011/01/30 @ 23:11

カテゴリー: kiss

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