風、空、きみ

talk to myself

Archive for 3月 2011

bulgari cafe

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銀座にある「BVLGARI Il bar (ブルガリ イル バー)」の角のテーブル席です。本棚には不思議とぽつりと萬田久子さん表紙の雑誌がありました。何だろう、この本ないほうがよいのだけれども。cafeとしては落ち着けますし、珈琲もポットで出てきますのでよいかな。向かいのDUNHILLのcafeも好きですけど。

w/LEICA IIIf, Elmar

 

Written by ken1

2011/03/06 at 00:50

カテゴリー: photo

EAT PRAY LOVE

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食べて、祈って、恋をして。ジュリア・ロバーツとハビエル・バルデム。前半まで観ていると単なる観光と美食の物語にしか思えず「何だかなぁ」だったのですが、後半インドに行ってからはがらりと様相が変わり人生についての映画となります。観終わると前半も後半も楽しめたなと。しっかしこんな休暇ふつう取れないっちゅーの。

旅のすべての出来事を手がかりと考え、出会うすべての人を先生と考える。
自分と向き合い、自分自身で難点と思う部分を許せば真実が見えてくる。
自分を表す言葉は何?
何もしないよろこび。
人は変化に備えるべき。
等々、いろんな言葉がちりばめられていました。

Written by ken1

2011/03/06 at 00:34

カテゴリー: cinema

そうか、もう君はいないのか

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城山三郎さんの遺稿です。娘さんが書かれている「父が遺してくれたもの」で完成を見る作品だと思いました。幸せなほどの夫婦愛、いつかみんなにやってくる日です。大切なものは何でしょうね。

Written by ken1

2011/03/06 at 00:21

カテゴリー: book

きみのもしもし #175

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「起きなさい」
 朝方まで飲んでいたぼくを起こすきみがいる。
「いい天気だよ。お散歩にうってつけ」
 きみに起こされるのは嫌いじゃないけど、まだアルコールが抜けきってないよ。
 ぼくはきみが差し出す目覚まし時計を受けとって時間を確かめる。
 まぁ十分な睡眠時間ではないにしろ、起きるにはもうよい時間かも知れない。
「お風呂でアルコールを抜いてらっしゃい」
 きみはぼくが抵抗できないと思っているらしい。
 それでもぼくは布団にくるまり、うだうだと無言の抵抗を繰り返す。
「もしもし、これを預けてくれたのはあなたなんだからね」
 目覚まし時計に続いて目の前に差し出されたのはこの部屋の鍵。
 きみはうれしそうに鍵を揺らしている。
 そう、陽射しをバックにぼくの枕元に立っているきみがいる。
「起きよっ」
 きみがぼくの手を取る。
 しょうがない、観念して起きますかね。

Written by ken1

2011/03/06 at 00:09

カテゴリー: kiss

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