Archive for 6月 2011
大人の流儀
大人の流儀。伊集院静。まぁそうでしょうけど、ある意味当たり前のことが説教臭くなくさらりと読みやすく書かれています。またある意味作者独自の流儀です。そして最後に書かれている夏目雅子さんのことがしんみりときます。ちょうどこの本を読んでいる頃、テレビ番組の情熱大陸でも作者が取り上げられていました。本に書かれていることとテレビでのインタビューが間違いなく合致していましたね。まぁそれも当たり前か。だからどうと言うこともない本ですが、そうなんだよねと確認するのには読みやすくてよい本ですね。
きみのもしもし #189
きみとの時間が楽しかったから、テレビをどのチャンネルに切り替えてもつまらない。
きみとの時間が楽しかったから、パソコンでネットサーフィンをしてみてもただの惰性になるばかり。
きみとの時間が楽しかったから、そう、だから今日は何もする気がおきやしない。
たぶん、うーん、きっとそういうことみたい。
そしてまたぼーっと携帯をみつめるぼくがいる。
自分からかければいいじゃん、ぼくがぼくに向かってそう言っている。
けんかをしたわけでもないけど、たしかにどうしてかけないんだろう。
不思議なぼくはまたきみとの時間を思い出す。
ーもしもし。
今日のぼくはただきみからのもしもしを待っている。