風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #200

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ーきみの温もりだけがあればいい。
と2本目のワインを開けながら、きみにメールしてみた。
それから30分、ぼくのケイタイは眠ったまんま。
まぁ深夜も3時に近くなると、そんなもんかな。
送信ボックスにあるこのメールを、ワイン片手に読み返してみる。
アルコールが入らないと書けない台詞だな。
苦笑いしているぼくがここにいる。
ー舌っ足らずのきみのもしもし、聞きたいな。
また歯の浮くような台詞を、ぼくの指は打ち綴る。
だからアルコールは良くない。
わかってるはずなのに、
それでも、そしてきみへの送信ボタンを押下する。
まったくさぁ、きみのもしもしって不思議だね。

Written by ken1

2011/09/10 @ 19:12

カテゴリー: kiss

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