風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #224

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「初恋ねぇ」
 ぼくは遠い昔に想いを巡らす。
 中学は何もなかったなぁ。文通はしていたか。
 小学生のときは、好きだった子をいじめてばかりいた。
 そっかぁ、初恋は幼稚園のときだ。あれ、名前が出てこない。
「話、聞いてくれてるのぉ、ちゃんとぉ」
 おっとっと、聞いてるよ。
「でね、初恋ってやっぱり結ばれないものなのかな」
 きみはどうなんだろう。
 きっとぼくとは初恋じゃないはずなんだけど。
「初恋の人に偶然会って時を越えて結ばれる場合ってさぁ、やっぱり初恋が実ったってことかなぁ」
「あれ?昔、出会ってたっけ?」
「もしもし、あなたじゃありません」
 きみは意味深な表情で笑っている。

Written by ken1

2012/02/26 @ 23:34

カテゴリー: kiss

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