風、空、きみ

talk to myself

Archive for 10月 2012

Yokohama chanson

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デジタルカメラと言えども、絞り、シャッタースピード、ピントのフルマニュアルだと、またこのシャッター音のおかげもありフィルムカメラ扱ってるのとさほど違和感がない。そして違和感ないから電源を入れ忘れて、シャッターを切ろうとする。ははは。でも巻き上げが不要な分、親指がさみしくはある。

w/LEICA MONOCHROM, summarit

Written by ken1

2012/10/28 at 02:55

カテゴリー: photo

きみのもしもし #258

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 いったいどこに行っているのだろう。
 メールに写真が添付されてきた。
 赤ワインが注がれたグラス。
 きみはランチを楽しんでいる模様。
ー家にこもってばかりいないでさ、街へ出かけよぉ。
 そして、ほろ酔い気分が伝わってくる文面。
ーいいなぁ。
ーさっさと終わらせちゃいな。夕方からは時間空いてるよ。
 写真のグラスの向こうにはボトルも見える。
ー夕方にはもうかなり出来上がってるんじゃないのかな。
ーもしもしっ。いいから終わり次第合流してよね。
 頬を赤くして饒舌になったきみを、冷静に観察できるのは面白いかも。
ー了解。あとでね。
 それだけメールを返すと、やりかけの夏服と冬服の入替えを再開した。
 さっさと終わらせちゃいますか。
 でも、ほんときみはいったいどこにいるのかな。

Written by ken1

2012/10/28 at 02:42

カテゴリー: kiss

little cat

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Written by ken1

2012/10/21 at 22:24

カテゴリー: photo

hey, boy.

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中途半端な構図だと言われるかも知れないけれど、なーんか自分的にはいい感じ。いつものように自転車を撮ろうとしていたら少年が入って来たので「いけるかも」と意識してシャッター切ったりして。

w/LEICA MONOCHROM, SUMMARIT 50mm

Written by ken1

2012/10/21 at 22:20

カテゴリー: photo

きみのもしもし #257

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「手はつなぐためにあるんじゃないのかな」
 きみはiPadから顔を上げると唐突にそう言った。
「と、このコミックでも主人公の彼女がそう言っている」
 ぼくはふーんと聞き流しながらも、きみの右手と握手する。
「違うでしょ、つなぐってさ。それは握手」
ーそうなんだけどさ、なんか照れくさいじゃん。
 当然、きみは納得しない。
「ねぇ、散歩に行かない?」とぼく。
「手をつないでくれるんだったら」ときみ。
ーもちろん。
 ぼくは右手をきみの左手に差し出した。

Written by ken1

2012/10/21 at 22:12

カテゴリー: kiss

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