風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #323

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「雨の中でのわたしを撮ってよ」
 どきっとするようなことを言う。
 少なくともぼくはきみのその誘いに少しばかりまごついた。
 雨の日の独特な湿度。数値としての湿度以上の何か。
 その湿度に包まれたきみの素肌もいつもと違って、きっともっと艶があるんだろうね。
 さて、どのレンズとボディを組み合わせるのがベストなんだろう。
 雨の日の撮影は、晴れの日と違ったいろんな要素を考えてしまう。
「もしもし、そこのきみ。明日は雨だって天気予報が言ってるよ」
 そう言われても、並べ立てたレンズとボディ、なかなか組み合わせが決まらない。
 その向こう側にきみはちょこんと座って、笑っている。
 ぼくもきみにつられて笑ってしまう。
 そうだね、気楽に撮ることにしよう。
 すべては明日の雨次第、すべては明日の湿度次第ってね。

Written by ken1

2014/01/25 @ 20:12

カテゴリー: kiss

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