Archive for 5月 2014
BLOOD DIAMOND
ブラッド・ダイヤモンド。ダイヤの密売人にレオナルド・ディカプリオ。女性ジャーナリストにジェニファー・コネリー。ダイヤ採掘に駆り出された男にジャイモン・フンスー。監督は「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック。2006年のアカデミーの主演男優賞にレオさまはノミネートされましたが、またしても受賞を逃してしまいましたね。この作品でもとってもがんばっていたのに、縁がないの一言かなぁ。死に行く役どころが合うのかしらん。143分を感じさせない作品でした。
きみのもしもし #340
「線香花火がしてみたい」
去年の夏の終わりにきみが言った言葉を思い出した。
今日があまりに夏を思わせる天気だったせいかな。
去年はきみの言葉を聞き流し、もうすっかり忘れていたというのに。
「いろぉんな花火をしても、最後はやっぱり線香花火がいいな」
たしかそう言っていたと思う。
きみのそんな希望を一年越しに叶えてあげようと思う。
もうコンビニでも花火は売っているかな。どうだろう。
思い立ったら動いて準備しておかないと、いざというときに何もできなくなってしまう。
と言う事で、今日は昼前からコンビニや万屋を回る事にしよう。
ー今日は何してるの?
きみの問いかけに「うん、ちょっとね」とだけ答えるぼく。
ーもしもし?何か企んでるんでしょ?
「さぁね」
きみからのLINEに軽く答え、靴を履く。
さてと探しに行くとしますか。
きみのもしもし #339
ーもしもし、ダウン。
朝から電話をしても出ないなぁと思っていたら、
昼すぎに突然のメールが入った。
想像するに、蚊の鳴くようなメールと言う事か。
こんなときは何をすればいいんだったっけ。
あまりに久しぶりのきみのダウンで、とっさに思いつく事がない。
ー何かしてあげられることはないかな。何か食べ物でも買って行こうか。
電話をするのも気が引けるので、あえてメールで聞いてみた。
でも、もちろん返事はない。
さて、どちらに解釈すればよいのかな。
ぐっすり休みに入っている。死ぬほど苦しくてスマホも触れない。
そして昼は夜となり、夜は少しずつ深みを増して行く。
どうしたものかな。大丈夫かな。
ぼくはメールも遠慮して、ただただきみの回復を祈るのみ。
おーい、早く元気になれよ。
とにかくぐっすり休めてますように。