風、空、きみ

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Archive for 4月 2015

雨上がりの京都の桜

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Written by ken1

2015/04/26 at 23:16

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今更ですが、こんな桜も撮りました

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Written by ken1

2015/04/26 at 19:27

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HUMMER

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Written by ken1

2015/04/26 at 19:21

カテゴリー: photo

きみのもしもし #387

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 そそくさとクローゼットから夏物のシャツを取り出す。
 テーブルでiPadと格闘をしているきみが、ちらりとぼくを見て言った。
「やっと衣の入れ替えをするのね」
 今月に入って何回言われたのだろう。
 なので、あえてきみが来ている今日を衣替えの日にしてみた。
 iPadで調べ物をしているきみの前を通るように、
 それなりの枚数のシャツを隣の部屋へ運び込む。
 洗濯済みの厚手のシャツとの入れ替え。
 これからの季節の薄手の長袖シャツに半袖のシャツ、
 こんなにもあったっけと毎年のように思う。
 それも似たような柄と色ばかり。
「もしもし、まさかそのまま着ないわよね」
 きみが陰干しをするようにと言う。
 そっか、確かにね。
 これだからまったく、とそんな表情でiPadから手を離し、
 きみはぼくからシャツを取り上げる。
 暑いくらいの今日の陽射し、
 さらりと干すにはちょうどよいかな。

Written by ken1

2015/04/26 at 19:02

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きみのもしもし #386

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ー珈琲を入れてくれないか。
 何も考えずに、ふときみにLINEを飛ばした。
 ぼく自身も渋谷の雑踏の中にいるし、
 きみがどこで何をしているかも今日は知る由も無い。
 なのにただ無性にきみの入れる珈琲が飲みたくなり、
 スクランブル交差点のど真ん中で立ち止まった。
 キッチンで挽きたての珈琲を入れる。
 キッチンを問わず部屋中が香ばしくなり、ほんの少しだけ甘い香りのする
 苦めの珈琲が小さめのカップで出てくる。
 そんなことを思い出しながら、
 信号が点滅し始めた交差点を早足で渡りきる。
ーもしもし、早くいらっしゃい。待ってるよ。
 そんな返信を期待してみたが、そんなうまく行くはずもなく、
 ぼくは公園通りを原宿に向けて歩き始めた。

Written by ken1

2015/04/19 at 16:28

カテゴリー: kiss

きみのもしもし #385

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ーもしもし、どこらへん?
 折り返し地点。
ーえっどこで折り返してるの?
 三つ目の橋。
ーその先は?
 その先は行き止まりでしょ。
ーわたしはね、二つ目の橋から裏に入ったところの公園で休んでるから。
 今日の陽気に誘われて、小川沿いにジョギングを始めたぼくら。
 当然、走るスピードも休む間隔も違うので、
 ところどころでメッセージを送り合う。
 でも、きみさぁ、休むの早くない?
ーうぅん、あなたのペースがおかしいのよ。
 ジョギングはきみの方がぼくより半年以上早く始めているから、
 何はともあれ、先輩なんだろうけどさ。
ー走ればいいってものじゃないの。太陽を浴びて、季節も感じなくっちゃね。
 確かにね。
 きみの言わんとしていることを理解しつつ、
 ぼくもきみが休んでいるという公園に向かう。
 木漏れ日の中のきみの笑顔も、ひとつの季節なのかな。
 小さい公園の中で手を振るきみが見えた。

Written by ken1

2015/04/12 at 21:56

カテゴリー: kiss

きみのもしもし #384

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ー行って来なよ。そこから近いじゃん。
 久しぶりにのんびりと一人都内を歩いていると、きみからLINEが入ってきた。
ー平日の昼間、人が少ない時間帯ににゆっくり桜を見れるなんて、そうないよ。
 一人で花見もなんだかなぁ。
 いつもはきみと一緒に行っていたから、一人で行くのがなんとなく想像できない。
ーたぶん都内は今日が一番よい日だと思うし。
 そんなやりとりをしながら、いつもきみと行く桜並木に近づく。
 おや?もう桜吹雪が始まってる。
 たくさんの白い花びらが本当に小雪のように舞ってぼくを包む。
 足を止め、じっと桜の木々を見上げてしまう。
 本当に儚いんだな。
 知ってはいたけど、あらためて言葉が口につく。
ーもしもし、明日京都に桜を観に行かない?
 そしてきみからの唐突な誘い。
 そうだね、次は京都の桜が見頃になりそうだね。
 散り始めたここの満開の桜の写真とともに、きみに返事を送る。
 明日の朝は早そうだ。

Written by ken1

2015/04/05 at 17:45

カテゴリー: kiss

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