風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #404

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 ひさしぶりにカメラ片手に夜の街を歩いてみた。
 ISOの設定をいつもより少しだけあげて、
 手持ちの中で一番明るいレンズで、
 いつもより少しだけ引いた感じで撮りたくて、
 そんなレンズにしてみた。
 でも結局、撮っているのは行きつけのBarへの途中にあった自転車と、
 Barのカウンターからの視界が今夜の被写体になった。
「いつもと変わんないじゃん」と隣のきみ。
 いつの間にやら横に腰掛けている。
「なんでだろうね」
「冒険心が足りないんじゃない」ときみはストレートに言ってくる。
 そしてきみがトイレに立ったとき、
 ぼくはカウンター隅でマスターと話している女性客をパシャリ。
 これもひとつの冒険心?とふと思う。
「もしもし、何を撮っているのやら」
 席に戻ってきたきみが、すべてお見通しよとばかりに笑っている。
「マスター、お代わりもらえる?」
 ぼくは、きみとぼくとそしてカウンター隅の彼女のお代わりを頼んだ。

Written by ken1

2015/09/13 @ 17:21

カテゴリー: kiss

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