風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #479

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 久しぶりの失態だった。
 滅多にそんなことはなかったし、
 あってもきみに迷惑をかけるようなことはなかった。
 自分ではそう記憶している。
「あなたはそう思ってるかも知れないけどね」
 きみは意味深に笑っている。
 ほんとは怒ってるのかなぁ。
 いや、呆れてるんだろうなぁ。
 友だちと軽く飲んで、
 きみを部屋に待たせといて、
 電車乗り過ごして、
 戻りの終電なくして、
 タクシーで深夜の帰宅。
 きみは一人で何をしていたんだっけ。
 それすら記憶にない。
「もしもし、だからね」
 きみは意味深に笑っている。

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Written by ken1

2017/02/19 at 22:36

Posted in kiss

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