きみのもしもし #495
窓ぎわで日向ぼっこをしているきみ。
もう春も終わって、陽射しは夏に向かっている。
ー暑くないのかな。
ぼくはきみのじゃまにならないよう、心の中で話しかける。
きみは音にならないぼくの声が聞こえたように振り返る。
ー確かにちょっとだけ暑いけど、日向ぼっこは大切なのよ。
と、目配せをする。そんな気がした。
「ホットコーヒー頂戴」
おや?想像は違ったね。
「もしもし、ホットだからね」
そんなきみは額にすこしだけ汗をかいていた。
talk to myself
窓ぎわで日向ぼっこをしているきみ。
もう春も終わって、陽射しは夏に向かっている。
ー暑くないのかな。
ぼくはきみのじゃまにならないよう、心の中で話しかける。
きみは音にならないぼくの声が聞こえたように振り返る。
ー確かにちょっとだけ暑いけど、日向ぼっこは大切なのよ。
と、目配せをする。そんな気がした。
「ホットコーヒー頂戴」
おや?想像は違ったね。
「もしもし、ホットだからね」
そんなきみは額にすこしだけ汗をかいていた。
Written by ken1
2017/06/11 @ 01:02
カテゴリー: kiss
コメントを残す