きみのもしもし #500
ーもしもし、とっても楽しめたようね、
朝、目覚めたら、メッセージがひとつ入っていた。
深夜のメッセージ。
後にも先にも、昨夜はこの一通。
心配性のきみにしては珍しい。
きっと、ずっと我慢して、
そして、想いを込めて送ってきて、
朝まで返事を待っていたんだろうね。
ぼくは大丈夫、
とっても懐かしいやつに会え、
思い出話に花を咲かせ、
たっぷり充電ができ、
ちゃんとホテルまでたどり着いたよ。
送り出してくれて、ありがとう。
メールでも1本入れればよかったね。
でもきみはは言うんだろうな。
そんなことは期待してないよって。
さてとシャワーを浴びて、
頭をスッキリさせたら、
きみにメッセージではなくて、
電話をしよう。
うん、そうしよう。
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