風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #515

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「どう、似合う?」
ーうん。
 肌寒い今日、きみが冬物のカーディガンを羽織って現れた。
「そうじゃないっ」
 きみは仁王様みたいな表情で腕を組む。
「いいセンスだね、とか何か褒め言葉を続けてよ」
 ぼくは少し考える。
ーいいセンスだね。
 きみは首を横に振る。
「しょうがないなぁ」
 そして苦笑い。
「たまには褒めてね」
 ほっとしてぼくは頷く。
「今だけ安心しないでよ」
 ぼくは頷き直す。
「もしもし、褒めあうっていいと思うのよねぇ」
 そうだね。
 自然に褒め合える仲っていいね。
 手始めにぼくらは互いに褒めあうゲームを始めた。

Written by ken1

2017/10/29 @ 18:52

カテゴリー: kiss

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