風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #538

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 小学校の校庭の横。
 路地をいっぽん入る。
 不思議と小学校独特の音から解放される。
「ね、静かでしょ」
 きみはここのこの静かな空気を乱さないように、
 小声でぼくに話しかける。
「ここのね、ブレンドがおいしいのよ」
 そしてマスターに珈琲を二つお願いする。
 確かに落ち着く。
 ぼくもこのお店の雰囲気に身を委ねてみる。
 そして珈琲の香りがぼくらを包む。
「もしもし、お話しましょ」
 そうだね。
 静かな時間の中できみと向き合う。
 少しだけいつもと違うシチュエーション。
 なんとなく新鮮な感じ。
 ぼくらは今週一週間の様子を互いに伝えあった。

Written by ken1

2018/04/08 at 23:14

Posted in kiss

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