風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #562

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 きみがひとりでお留守番をしている。

「どこに行くのかな」
 寝ぼけ眼のきみが、出かける前のぼくに問いかける。
 ちょっとMINIを飛ばしてくるよ。
「昨夜もその前も、ちゃんと寝てないでしょ」
 きみのあくびにつられて、ぼくまで大きく口を開ける。
 ねぇ女の子は大きな口を開けてあくびしちゃだめなんだよ。
「あなたの口癖ね」
 と、きみは笑う。そして続ける。
「運転気をつけてね」
 泊まりになるよ。
「こんな気がした」
 大丈夫かな。
「もしもし、ばかにしないでね」

 そんなきみから留守番の様子の写真が届いた。
 きみはまだベッドのなか。
 今日も寝ぼけ眼のきみがいた。

Written by ken1

2018/09/24 @ 16:17

カテゴリー: kiss

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