風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #569

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 金曜夜、仕事帰りに本を選ぶ。
 その週またはそれ以前にお気に入りに入れていた。
 その中から一冊を注文する。
 土曜午後早い時間に本は届く。
 今更ながらに便利な世の中。
 土曜の午後、スマホに配達完了の知らせが届く。
 それをスマートウォッチで受けて、
 郵便受けまで本を取りに行く。
 するとそこにきみがいた。
「もしもし、読書の秋、ですか?」
 ぼくは素直に頷く。
「公園でサンドウィッチなんて、いかが?」
 ランチを済ませていても、ぼくは笑顔で頷く。
「わたしも持ってきたのよ」
 きみはサンドウィッチの入った袋をぼくに手渡しながら、
 kindleを見せる。
 小春日和の今日。
 ぼくらはのんびりと読書の秋に浸る。

Written by ken1

2018/11/11 @ 18:22

カテゴリー: kiss

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