風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #609

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 乗り換えの駅で、きみに降ろされた。
 きみがにっこり笑って手を振っている。
 終電間近。
 記憶はここまで。
 朝、目が覚めて枕元のスマホを手繰り寄せる。
 きみから乗り換え案内の検索結果が届いていた。
 そしてぼくもちゃんと返信をしている。
 そうか、昨夜はこうやって帰宅したんだ。
ーもしもし、今日はゆっくりおやすみなさい。
 日付が変わった直後のきみからのメッセージ。
 久しぶりに時間を気にせず楽しめた。
 いい時間だったな。ありがとう。
 窓を開け放ち、朝の空気を取りこんで、
 ぼくはもう一眠りすることにした。

Written by ken1

2019/08/18 @ 21:39

カテゴリー: kiss

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