風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #611

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 きみが両手を使ってスマホに文字を打つ。
 片手だとこの画面のサイズでは指が届かないらしい。
 でも、とても器用に、とてもスピーディに文字を打つ。
 きみは笑いながら、ぼくと指を重ねる。
 大して指の長さは変わらないのにね。
 ぼくも笑いながら、重ねたきみの指を見る。
「もしもし、どお?」
 そして、きみは自慢げにぼくに指を見せる。
 きれいな爪の形をしているなぁ。
 ぼくはそっちに気を奪われる。

Written by ken1

2019/09/01 @ 19:49

カテゴリー: kiss

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