きみのもしもし #675
「もしもし、またそのシャツ?」 袖を通したぼくにきみが不思議な顔をしている。 白いシャツは何枚か持っている。 だから、この前と同じシャツじゃないよ。 「同じに見える」 きみは不思議そうにシャツに顔を近づける。 「好きなんだね、このシャツ」 ぼくは頷く。 このシャツはね、 ぼくの体との間に、風が入るんだ。 きみは少しだけキョトンとし、 「あ、それ、なんとなく分かる気がする」 そして、ぼくのシャツと腕を組む。
talk to myself
「もしもし、またそのシャツ?」 袖を通したぼくにきみが不思議な顔をしている。 白いシャツは何枚か持っている。 だから、この前と同じシャツじゃないよ。 「同じに見える」 きみは不思議そうにシャツに顔を近づける。 「好きなんだね、このシャツ」 ぼくは頷く。 このシャツはね、 ぼくの体との間に、風が入るんだ。 きみは少しだけキョトンとし、 「あ、それ、なんとなく分かる気がする」 そして、ぼくのシャツと腕を組む。
Written by ken1
2020/11/22 @ 22:10
カテゴリー: kiss
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