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「もしもし、またそのシャツ?」 袖を通したぼくにきみが不思議な顔をしている。 白いシャツは何枚か持っている。 だから、この前と同じシャツじゃないよ。 「同じに見える」 きみは不思議そうにシャツに顔を近づける。 「好きなんだね、このシャツ」 ぼくは頷く。 このシャツはね、 ぼくの体との間に、風が入るんだ。 きみは少しだけキョトンとし、 「あ、それ、なんとなく分かる気がする」 そして、ぼくのシャツと腕を組む。
Written by ken1
2020/11/22 @ 22:10
カテゴリー: kiss
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