風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #716

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 空を見上げて歩こうとしていた。
 毎日同じ雲はない。いろんな表情を見せてくれる。
 空を見上げていると、大概のもやもやはどうでもいい事のように思える。
ーもしもし、足元見てる?
 きみが指さす先には、アスファルトから芽を出して
 ちっちゃな蕾までつけている草があった。
 空ばかり見ていたら、足元の息吹に気づかなかった。
ーこんなところでもちゃんと花を咲かせるんだね。
 そうだね。頑張ってるね。
 これからは空ばっかりじゃなくて、
 足元にも目を配ろう。
 するときみは首を横にふる。
ーふつうにのんびり歩けばいいんじゃない。
 そっか、確かにね。
 ぼくらは手を取り歩き始めた。

Written by ken1

2021/09/05 @ 18:39

カテゴリー: kiss

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