きみのもしもし #722
「今日が人生最後の夜だったら、会議とこの女性のどっちをとる?」 きみがぼくの前に座り、自分を指差しこう言った。 もちろん、この女性だよ。 間髪を入れずに、ぼくは答える。 「もしもし、少しは悩まないの?」 悩むとあとが怖い気もするし。 でも、そんなことは口にはしない。 「じゃあ、食事に連れてって」 よろこんで。 ジョブズが世に出したスマホの新しいのを設定中に、 きみはジョブズの言葉でそれを遮った。 きみの頭の良さには、お手上げだ。
talk to myself
「今日が人生最後の夜だったら、会議とこの女性のどっちをとる?」 きみがぼくの前に座り、自分を指差しこう言った。 もちろん、この女性だよ。 間髪を入れずに、ぼくは答える。 「もしもし、少しは悩まないの?」 悩むとあとが怖い気もするし。 でも、そんなことは口にはしない。 「じゃあ、食事に連れてって」 よろこんで。 ジョブズが世に出したスマホの新しいのを設定中に、 きみはジョブズの言葉でそれを遮った。 きみの頭の良さには、お手上げだ。
Written by ken1
2021/10/17 @ 21:17
カテゴリー: kiss
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