風、空、きみ

talk to myself

Archive for 1月 2022

きみのもしもし #737

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 明け方に夢を見た。
 宝くじが当たる夢。
 明け方の夢は当たると聞いたことがある。
 今日の仕事が予定より早く終わったので、
 宝くじ売り場に寄った。
 今日当たった夢だから、今日結果が出るくじに違いない。
 そこでスクラッチくじを買うことにした。
「もしもし。過程はいいから結果を教えて」
 きみが笑っている。
 ぼくは苦笑い。
 夢で見たのはスクラッチくじではなかったようだ。
 せっかくのチャンスを逃してしまった。
 きみはますます笑っている。

Written by ken1

2022/01/30 at 19:34

カテゴリー: kiss

きみのもしもし #736

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 そう言えば、飛行機の中は格好の読書の空間だったし時間だった。
 実家に帰るときの飛行機もそうだし、パリに行くときもそうだった。
 飛行機だけではない、通勤電車も読書の空間であり時間だった。
ー最近本読んでないでしょっ。
 と、きみに見透かされた。
 読みたいと思う本はすぐに買う。
 実際の本もそうだけど、電子版でそこそこの冊数を持ち歩く。
 なのに読書は進んでいない。
ーもしもし。読書は楽しいよ。
 そう言ってきみは自分が読み終わった本をぼくに手渡す。
 ますます読む本が増えていく。
 早く旅行に行きたいなぁ。
 きみはくすくすと笑っている。

Written by ken1

2022/01/23 at 19:17

カテゴリー: kiss

きみのもしもし #735

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 またパッサージュ巡りをしたくなった。
 写真の整理をしていたら、とてもとてもそう思った。
 どこのパッサージュだったっけ、
 夕方になって入口の鍵が閉まっていたら
 住んでる人が手招きして入れてくれた。
ー出るのに鍵は要らないからね。
 そんなことを言われたのを覚えている。
「もしもし」
 きみはあの時のガイド本を取り出し、
「またここ行きたいね」
 印を付けた付箋のページを開いてみせた。

Written by ken1

2022/01/16 at 23:02

カテゴリー: kiss

きみのもしもし #734

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「困ったな」と思ったときは、きみから以前言われたことを思い出す。
ーゆっくりていねいにね。
 きみは笑っていた。
ーそうすれば、やれないことはないよ。
 そうだね、そのとおりだね。
 何回この言葉に力をもらったことだろう。
「もしもし、わたしそんなこと言った?」
 きみは照れくさそうに笑っている。
 きみじゃなければ、誰なんだろうね。
 困ったときこそゆっくりていねいに。
 ぼくはいつもきみに助けられている。

Written by ken1

2022/01/09 at 19:26

カテゴリー: kiss

きみのもしもし #733

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「やっていい? ありがとう。ごめんなさい」
 大切なみっつの言葉。
 きみと話をするときの大事なキーワード。
 きみとだけではなく、誰と話すときでも。
 きみはにこにこしてる。
ーもしもし、人としての基本だよね。
 きみは事もなげに頷いている。
 でもね、ぼくはたまに忘れちゃうんだよ。
 そんなぼくに、
ー忘れちゃったって気づくんでしょ。
 きみはこにこにしてる。

Written by ken1

2022/01/03 at 00:10

カテゴリー: kiss

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