きみのもしもし #759
きみがぼくに本を読んで聞かせてくれる。 なぜだか偶にあること。 ぼくは幼い頃の感じに包まれながら、 きみの読む話に耳を傾ける。 ーぼくの大好きなあの人がちゃんと幸せだったらいいな。 ー少なくとも今、あの人が笑っていればいいな。 読み終えたきみがぼくの目を見る。 「もしもし、わたしもそう思う」 そうだね、ぼくもそう思う。 そしてぼくらは、それぞれの人に思いを馳せる。
talk to myself
きみがぼくに本を読んで聞かせてくれる。 なぜだか偶にあること。 ぼくは幼い頃の感じに包まれながら、 きみの読む話に耳を傾ける。 ーぼくの大好きなあの人がちゃんと幸せだったらいいな。 ー少なくとも今、あの人が笑っていればいいな。 読み終えたきみがぼくの目を見る。 「もしもし、わたしもそう思う」 そうだね、ぼくもそう思う。 そしてぼくらは、それぞれの人に思いを馳せる。
Written by ken1
2022/07/03 @ 21:56
カテゴリー: kiss
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