風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #791

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 気づいたらリビングのテーブルで寝ていた。
 ワインを一杯口にしただけなのに。
 そしてまだ夜の9時を過ぎたばかり。
 きみはぼくにベッドで寝るように促す。
「もしもし、時間は関係ないよ」
 今週ずっと忙しかったからね、と
 きみはぼくの手をひく。
 そうだねと思い、
 ぼくは黙ってきみの言うとおりにする。

Written by ken1

2023/02/12 @ 18:47

カテゴリー: kiss

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