風、空、きみ

talk to myself

きみのもしもし #800

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「珈琲一杯の時間は大切なのよ」
 きみはゆっくりと珈琲を口にする。
 そして窓越しに見える青空に目をやる。
 ぼくも珈琲を口にし、青空との境の窓を開ける。
「慌ただしさを忘れるね」
 そしてきみはまた珈琲を口にする。
「もしもし、お代わりしてもいいかしら」
 うん。
 ぼくはキッチンに向かい、コーヒーミルで豆を挽く。

Written by ken1

2023/04/16 @ 18:45

カテゴリー: kiss

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